大活躍のシニアの方、フランスの7か月の赤ちゃん目を丸くしてあやしています。

◆65歳以上の鎌倉在住の方々が活躍を始めたゲストハウス彩(イロドリ)鎌倉。
一体、どのような活躍なのでしょうか?


その中でも活躍する一人の男性をご紹介します。72歳のとても声が渋いKさんは、湘南でサーフィンが始まったばかりの時に活躍したサーファーでした。湘南のポイントの中には、彼がつけた名前が受け継がれているなど、サーフィン黎明期のレジェンドです。


彼は、鎌倉で生まれ育ち、老舗や隠れた名店を知り尽くしています。そして、鎌倉の西口から降りてすぐのローカルの拠り所とでもいうべき、カフェに長年勤めた経験もあります。ですので、お客様に応対するゲストハウスで、店のオープン、閉めるなどのオペレーションには慣れていますし、お客様に失礼のないように清潔に宿の環境を保ち、おもてなしをするのはお手の物です。彼の人生経験や鎌倉在住という強みは、このゲストハウスの売りになりつつあります。

◆努力するシニアの姿

彼は、英語はご自身でも苦手と言っていますが、
宿のレセプションに関わる業務、施設案内、荷物運び、その他のサービスの説明、Walk-inの当日予約など、細かいところも英語でのフレーズ集を
自分で作り、ポケットに忍ばせて、練習・実践に備えています。
さらには、お客様が来られる前に、玄関窓を拭いたり、コップを磨いたり
時間を持てあますことなく、お客様に対するという心構えです。

彼が、いろいろな意味でのご意見番であり、
即戦力であることは間違いなく、
真剣に仕事に臨む姿は、とてもすがすがしく
お手本になります。

◆人生経験と自分に向き合う姿勢

ゲストハウスがゴールデンウィークを迎え、とても忙しく
お客様への要望にどれだけ応えるかということも
ゲストハウスという枠の中で最大限に、
またその枠を超えて挑戦してくれています。

彼には甘えという言葉はありません。
真摯にお客様に向かう姿、課題があれば
そこに頼る人がいなくても、
自分でお客様に合わせて対応しようとする姿に、頼もしさを感じます。

多様な方が活躍し、就労で社会参加するために福祉・家庭にあるマインドからコミュニケーション、自己目標設定、レジリエンス、職能の開発などをゲストハウスでは挑戦している。
シニア人材は、すでにマインドセットが整い、職能も備わっているため即戦力となり、
職場環境をより肯定的に向上させる可能性が高い。


職場にこのような存在がいてくれて、
このゲストハウス彩(イロドリ)鎌倉が、
高校生、大学生、障がい者手帳をお持ちの方、外国籍の方
シニアの方がも含めて多様な方が関る中で、
とても力強い、存在となっています。

障がい者手帳を持つ方の就労課題。職種や相対的な就労従事についても課題が多い日本。幼児期から障がい者、健常者の共学、インクルージョンが施策とされていないことなどが、多様な社会参加、就労、教育機会などの課題をよりハードルの高いものとしている。

上記の社会課題、そしてSDGSと協働していくことで、観光ビジネスと就労を兼ね備えたモデルとして、これからも努力、精進してまいります。

◆シニア世代の積極的雇用について

今回、シニア世代の採用でお世話になった
『セカンドライフかまくら』http://www.kamakura-geneki.net/
さんは、 『元気なシニアを応援する! 』をモットーに、
厚生労働省が推進する生涯現役推進地域連携事業にとりくみ全国に先駆けてのモデル事業です。
興味のある方は、ぜひお問い合わせください。

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