「誰ひとり取り残さない」SDGsを実現するために ~障がい者のリアルに飛び込む~

/ 1月 6, 2021/ 未分類

日本フィランソロピー協会、かまくら駅前蔵書室 共催のトークイベントが
北鎌倉の浄智寺で開催されました。

鎌倉・湘南エリアで活動する三人のゲストとしてお招きいただき、活動を始めたきっかけ、活動を進めていく中で“障がい”とどう向き合っているのか、「共に生きる」「共に創る」とはどういうことなのかということ、そのリアルをお話しする機会をいただきました。

我ら、武士こと高野と西郷さん(視覚障がい)ミチさん(聴覚障がい)の共に働く仲間

障がいとは何か?取り組みの中で見える事

我々は、「みんなでみんなの場を創る」そんなゲストハウスでの旅館業やツアーの観光業での挑戦について話させていただきました。

サーフィンスクール、ゲストハウス、療育プログラムの開発・普及など、取り組みはさまざまですが、共通しているのは、多様な人が存在するという前提で、社会環境のあり方や周囲の人の関わりを変えていこうとする発想や姿勢。それぞれにストーリーがあり、笑いあり、涙あり、軋轢も含め、にぎやかで温かい、そんなお話をいただきました。

参加者の方とアクションを考える

後半は、参加者一人ひとりがきょうから実践することを宣言する「Myアクション」に取り組みました。「おせっかいおばちゃん」「周りの人に話す、つなげる」「手を差し伸べることを恐れない」「音楽でともに楽しむ」「もっと関わる」「困っている人がいることを知る」「ありがとうを言う」・・・など、全体で共有しました。 大切なことは、オープンマインドでいること、思いやりを持つこと、共通の目的に向かっていくこと、想像力を働かせること。そして、知ったつもりにならないこと。原点に立てた一日でした。

社会課題が多様化、複雑化しているといわれる現代。その解決には、専門的な知識や技能のある人だけではなく、地域住民や企業人など多様な人のチカラが必要です。鎌倉トークセッションは、鎌倉や湘南エリアでユニークな活動を展開しているゲストをお招きし、それぞれの活動や必要としていることをお話しいただきます。「障がい者のリアル」に飛び込み、自分にできることを考え、次のアクションにつなげましょう。

日時:2020年11月21日(土)13:30~16:30(13:00開場)


会場:臨済宗円覚寺派 浄智寺(じょうちじ) 書院
<所在地>神奈川県鎌倉市山ノ内1402
<最寄駅>JR横須賀線『北鎌倉駅』徒歩8分

ゲスト:

高野朋也さん

高野 朋也(たかの ともや)氏
株式会社 i-link-u(アイリンクユー)代表(鎌倉武士) <プロフィール>
鎌倉でゲストハウスIRODORIを運営。「みんながみんなの場をつくる」をコンセプトに、旅や観光を通じた多様性あふれる社会づくりを目指す。車いすユーザーや、視覚障がい、吃音症などのスタッフも共に働く場を作り出している。普段から武士の恰好で生活している。 

竹内弓乃さん

竹内 弓乃(たけうち ゆの)氏
特定非営利活動法人 ADDS 共同代表 <プロフィール>
「発達障がい」のある子どもが、早期に適切な支援とつながることができるよう、親子向けプログラムを開発。また、保護者だけでなく、発達障がいのある子どもを取り巻く全ての人が良き支援者になっていくことを目標に人材育成等も行ない、理解と支援の裾野を広げている。 

伊藤良師さん

伊藤 良師(いとう よしかず)氏
認定特定非営利活動法人 Ocean’s Love スクール事業 統括責任者 <プロフィール>
知的障がい児・発達障がい児の可能性を拓くため、サーフィンスクールを中心に活動。「海から陸へのノーマライゼーションの社会づくり」をミッションに、海での活動で得た経験を日常で活かし、地域の企業や施設等に呼びかけ「お仕事体験プログラム」や写真展なども開催している。 モデレータ:

モモハラリンさん

モモハラ リン 氏
寄り道キャリア主宰 国家資格キャリアコンサルタント <プロフィール>
「寄り道キャリアの羅針盤」というコンセプトで、個人が自信を取り戻すための羅針盤づくりをサポートしている。
かまくら駅前蔵書室会員。


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